2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

境界の位置

23日から3日間は北海道にいた。1日目、札幌は予想に反して雨、なま暖かい風。道の脇の之は溶けていた。カメラ壊れる。というか写真撮ろうとしたら電源入らず。どういじったらいいかなど分かるはずもなく、空しく電源ボタンを押し続け、イライラ30分もサルの…

辺縁辺境

中心と周縁、山口昌男、マージナル、へりの; 辺境の; 限界の; ぎりぎりの; 取るに足らぬ; 欄外の.…などなどが引っかかる訳は何?う〜ん 第1点。農地のこと考えてた絡みで。 農地なるものが農地開放政策で一旦、国が召し上げて、農家に再分配されたと位置づ…

ポピュリズム

『戦後政治の崩壊』(山口二郎著・岩波新書)を読んだ。あまり集中できず、はてどんな感想かと問われても、う〜ん。本が悪いんじゃ決してなく、自分の頭ん中が散漫だったんだろう。う〜ン、なぜ読んだのかといえば、この本の前に読み終えた『日本の食と農』…

機械振興快感

正月の不摂生が祟りちょっと胃を傷めているようなので午前はイシャに。いつもお世話になっているK医師。女房とよく話すのだが、いい意味でヤブである。すぐクスリくれちゃうのだ。その功罪見極めれば市販のクスリ買うより割安。今日処方してくれた薬の内容聞…

90年代、00年代

自分に確認しておきたい。金融崩壊、世界の食糧問題などでいよいよ感じること。とうぜん、社会的には、環境保全型農業はこれからも支持すべきと思うが、今後、食について僕たちはどう考え、どう行動するのが良いか。時代の動きは的確というか、必要なときに…

なんのこともないが

寒〜い一日、シゴトで何があったわけでなく、ウチに帰って食べた晩ごはん。放っておいたら和食一筋のようなわが女房さまのつくってくれたごはんにホッとする。このまえ畑で採ったこかぶの煮付け、寒風にさらされてただけあり、外皮がスジばってぺっ!と出す…

困った困った

正月明けから再開したblog、やや元気なく始まったのは、やっぱり自分が“がっかり”しているからなのだろう。改めてその“がっかり”をテコに、いったい自分は何考えてるのか、ふらふらヨコ道にそれ易い自分を、ちょっと戒めつつ、少しは考えにホネを持たせたい…

畑は海である

ずいぶん昔、「稲穂は海」というような表現に出合ったことがあった。 たわむ稲穂が風になびいて、波の幾何学模様を描くそのさまに、ああなんて田んぼはすばらしいんだろうと、たしか30歳のころ、感動したこともあった。その記憶から、旅は野道を歩くのがいい…

これ以上は困る

以前読んだ水関係の本に、世界的に水資源が争奪戦の様相を呈している状況に対して「水はニーズか権利か」という命題が提起されていた。単なるニーズであれば商品として、その行く末は企業の手に委ねるべきだし、権利であれば国、国際社会の責務として擁護さ…

年頭の所感

何十万人もの人々を路頭に迷わせながらも、切った側の企業経営者の報酬は伸び、内部留保の総額は史上空前だそうだ。そんな非情が許される背景には、小泉政権時代の雇用に関する法改正があり、そのまた背景には、産業資本主義から金融資本主義への転換という…