2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

仲間作り…信太惇吉くん

「僕たち法人作ろうとしてるんですよ」 信太くんがお米の勉強会の前日、お酒を飲みながら話していた。どんな会社と聞くと、大潟村の仲間たちが集まれるような会社。販売もそうだけど、仲間が一緒に農業をやりやすいような…とそのあとは酒にまぎれて詳しく話…

核武装の彼

2007参院選。政見放送を何とはなしに眺めていたら、とんでもない候補者がいた。掲げているのはなんと“日本に核武装を!”だ。彼によれば日本は諸外国から様々に蹂躙されているという。核武装さえすればそれが解決するというのだ。南京大虐殺はウソで、総理大…

大潟村の風景とこれから…信太惇吉くん

僕が“変わる”と感じたのは、2つの要素が何とはなしに符合したからだ。 そのひとつが大潟村の風景だ。前々回書いたように、ここはもと八郎湖を干拓してできた土地だ。今でもこの土地すなわち大潟村の周囲は水路(昔の湖の残り)に囲まれている。JRの八郎潟駅…

ベジタブルスタイル、志田惇吉くん

前回の続きになる。新しい村、大潟村で、小さい頃から、広い広い干拓地の田んぼを眺め、感じて育った若者たちがいる。彼らを知ったのはここ3年くらい。有機農産物関連のシゴトが長いからか、最初僕は、若くてガンバってるヤツらがいるなぁ程度に彼らを遠く…

大潟…信太惇吉くん

7月初旬、秋田大潟村に行った。米作りをしているグループの田んぼを回る。大潟村は戦後の干拓事業で生まれた新しい村で、もとは八郎湖、八郎潟と呼ばれる湖だったそうだ。面積は琵琶湖に次ぎ2番目、霞ヶ浦より大きかったそうで、日本海に接する汽水湖とし…

沈没期間

ここのところ(通り一遍だが)時間的体力的に忙しく、頭の中をシゴトが侵食していく感覚と、疲れにより思考力そのものが減衰していく感覚を味わっていた。つらつら浮ぶイメージや思考が飛び飛びに散っていく感覚、ひとつひとつが言葉としてまとまっていかな…