10月31日にイタリアから帰り、

1日はその勢いで時差ボケを利し早朝出勤。この日は呼ばれて静岡泊。

 翌日から今日までの4日間を泥のように何にもせず寝て過ごした。この間ブログ止まってました。すみませぬ。

 久しぶりの我が家初日は、2日に子どもを保育園に迎えに行き、妻への感謝を込めてイタリアンディナーと気張って、近くのスーパーでヒラメの刺身とチーズ数種を買い込み夕食の支度をした。冷蔵庫にあったネギとエリンギをバターでソテーして、お土産のサラミと3品のアンティパスト。ヒラメは薄く削ぎ切りにしてこれまたお土産のオリーブオイルと胡椒、刻んだ水菜をあわせてカルパッチョ。これもお土産の貴腐ワインで食前酒。プリモは赤とんぼの米でゴルゴンゾーラのリゾット。セコンドなしでまたまたお土産のバローロは2人で1本空けた。仕上げはトリュフチョコとハーゲンダッツをボールでまぜまぜにしたジェラート、とエスプレッソ。酔っ払って寝た。

 翌3日の朝はなんにも食い物がないと言われたが棚をごそごそ探しオーガニックのマカロニと10月に北海道の坂東さんからいただいた男爵でパンケーキふうお好み焼きふうの焼き物を、庄内の尾形さんから夏にいただいて冷凍保存しておいただだ茶豆を裏ごししたソースで食べる。

 あとはあまり覚えてない。3日昼うどん、3日夜てんぷら、4日朝寝てた。4日昼だだ茶豆を合えてお餅、4日夜蒸し豚、5日朝寝てた。5日昼スパゲティ、5日夜 鶏肉団子。この間近くにある面白い品揃えのスーパービバーチェに新しい産地の卵があり内容もしっかりしていたので買い。マヨ作りをしたのと、昨日の夜はバナナとヨーグルトでこれまたジェラートを作ったのと、散らかった旅行の荷物を片付けて部屋を掃除したのと、ブックオフで『快楽消費する社会』105円を買ったのと、そのほかは子どもと風呂入ったり、朝まで生テレビ見たり。あと旅行中にAmazonから届いていた『マヨネーズ大全』『小野リサソングブック』『里という思想(内山節)』をぱらぱらめくって、ギターで小野リサの星の散歩マスターして、あとはホント寝てた。

……ってけっこう覚えてるじゃん。

 頭の中はこれからのこと。どんなふうにこれからを組み立てていけるのか。料理をしながら、ギターを弾きながら、風呂に入りながら、いろいろに錯綜していろいろに夢に出続けている。読まなきゃならない本たちは、『オーガニックなイタリア農村見聞録(蔦谷栄一)』『サイレントクレヴァーズ(原田武夫)』『考えるコンテンツ・スマーティブ』『里という思想(内山節)』『快楽消費する社会(堀内圭子)』などいろいろ。

いろいろな現実を凌ぎつつ、これから自分にインプットしていくべき現実は全国の生産者の声だと肝に銘じつつ、これからの約3カ月は全国の生産者リーダーたちのナマの声を聞いて歩くことにしている。

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写真は3年前。西表島の「はてるま」というお店にあった置き物。井村隆さんの作品で、15年以上まえ出版関係の仕事していたときに偶然波照間空港で出会っている。このらせんのオメメはクルマガイ。昔貝殻や流木を拾って過ごした頃を思い出す。井村さんは「はてるま」の女主人吉本ナナ子さんのお知り合いだそうだ。今の僕のキモチはこの螺旋状の目! 間近のことには目を回しクラクラしつつ、ちょっと先のことを考えたいのだ。