いもづる?

buonpaese2007-06-04

 この日は土曜日。翌日は市民農園の畑シゴトをしなければならなかった。ところが事情で鹿児島に泊まらなくてはならなくなって、電話で家に連絡すると「ちょうどいいからそっちでサツマイモの苗もらってきて」と言われた。が、その人の畑に行く訳ではなくムリと答え電話を切ったその3分後、渋滞ノロノロ運転中のレンタカーの車窓から「いもづる」の看板。「?」と眼を凝らすともしやの苗屋さんではないか、と運転しながらパチリ。

 で、駅レンタカーに車を返却しその場所に。でパチリ。店のノーブラのばあちゃんに話を聞いて、結果求めるサツマイモの苗ならぬ「いもづる」を購入した。「いもづる」って何だろうと広辞苑を引くと「芋蔓をたぐると次々に芋が出てくるように、一つのことに関連して多くのことが現れるさま」だそうだ。辞書では「いもづる」ではなく「いもずる」。づではなくずが正しいのか。

 この日夜、鹿児島で会ったTIくんに話して、芋の栽培方法を聞いた。ちょっと離して植えるのがコツ。7節の枝の4節目までを土中に、残り3節は土の上に。つる同士はつなげないで、離して植える。プロの農家はいもずるをつなげて植えてはいけないそうなのだ。では広辞苑のいもずる式とは、蔓ごとのいもずるということなのか、それとも蔓同士もいずれ繋がってしまうのか?答えは翌日植えた市民農園の11月を待とう。

 ちなみにノーブラのばあちゃん、ひと束700円(いもずる50入り)を、そんな多くいらないから半分と頼んでも10でも20でも700円とガンコだったが、おまけに別の種類のいもずるを30本もくれた。ので荷物満杯。それと肥料のこと聞いたら過燐酸石灰と即答してくれたが、TIくんはカキガラと鰹節とこちらも明快な回答だったので、来週はTIくんの指導に従うことにした。