84年の荘厳ミサ

 ずいぶん昔、たぶん10年以上も前のこと。クラシックにハマっていたことがあって、今年の正月以来、また聴くようになった。ゆったり過ごした正月に、例の「のだめカンターヴィレ」でスイッチはいっちゃったわけだ。
 で、懐かしいあの曲もう一回聴けないかなと、題名もおぼろにインターネットで関係ありそうなキーワード、カラヤン、キャスリーンバトル、モーツアルト、ミサ曲と打って行ったら、その録音が見つかった。荘厳ミサと言うのだそうだ。カトリックのミサの曲なのだが、カラヤンらしくテンポが軽く、しかし重厚。暗く重々しく悲痛な気持ちにさせられそうなカテゴリーなのにとても元気の出る大好きな録音だったのだ。
 ネットに出ている内容を読むと、この録音はローマのサンピエトロ大聖堂で、1984年かのヨハネパウロ二世の祝福のもと行なわれた歴史に残る名盤とのことで、聖堂にオーケストラが入ることすら前例のない一大イベントだったそうだ。オケはウィーンフィル
 ああそうだったのかととても聴きたくなり値段を調べると最低でも7千円ぐらいする。プレミアついちゃってるのだ。とあきらめかけていたら妻が「図書館にあるかもよ」と今度は図書館を調べると、なんと町田図書館にあるではないか!で正月、礼儀正しく図書館の登録をして入手。
 すばらし〜
 昔の記憶が蘇る。電車の中で聴いて元気出る、涙出る……
 

教皇ヨハネ・パウロ2世により挙行された荘厳ミサ モーツァルト:ミサ曲ハ長調 K.317

教皇ヨハネ・パウロ2世により挙行された荘厳ミサ モーツァルト:ミサ曲ハ長調 K.317