メインフレーム

 ベーシックな仕組みはだいたい合っているが、それだけではどうもうまくいかないから、それを補う意味のサブシステムを考えるべきだという考え方と、もう根本的にこんな仕組めでは立ち行かないから、その抜本的なことを変えようという考え方は、発想からして違う。
 その仕組みがないと立ち行かない既存のシステムというのがあるとして、その実その仕組みに、精神的にぜんぜん依存していないような仕組みは、時に必要悪とか言われたりする。そのような仕組みを前にして、何かをより良くしたいと考えるとき、抜本的な改革が叫ばれる。そんな議論をよく耳にするが、代替としてのメインフレームにあたるのが、食に風景や美、詩を結びつける作業から生まれる何らかの価値観ということになる。
 わけわからんと。簡単な説明は、食に風景や美、詩がないときにどんな問題が生まれただろうかと言えばいいのだろうか?