おいしい村

ワンデイシェフ……さみずの山下和子さんその3

さてその和子さんがやりたいこと。それはワンデイシェフという、今各地で小さな広がりを見せている取り組みにインスパイアされているとのことだ。って何かというと…… 「誰もが自分の色で輝ける社会の創出」を理念として、レストランの運営を通して「食」に関…

農村女性民主主義……山下和子さんその2

K子さんがめざすのは、さみず村の女性たちが気軽に集まれて、生き方に誇りと喜びを取り戻す、自前の、ゆるやかな、でも少しずつ広がっていくコミュニティなのかなと思う。和子さんは、少しずつ広がっていく、その過程をプロデュースする楽しみを温め、実行…

さみずの山下和子さん

さみず村の続きだ。昼間に摘花のお手伝いをして、温泉に入って酒をのんで、その日深夜には山下勲さん宅で話しが続いたのだが、中でも和子さんの話を心に留め置きたい…… 和子さんは勲さんと同じ故郷、さみずの幼馴染だ。そして和子さん、農家の出とはいえ、高…

土ではなく風で、旅で

今日はどこに行ったのではないが、夜更かししてネットを20分ほど旅していた。 グリーンツーリズム、地産地消、農村などのキーワードで検索した結果を、まあ眺めていたのだが、気づいたことがあったので。 どのサイトもだいたいが行政がらみか、そうでなけれ…

プラトモナスという風景

今日、テレビでスペインの画家ホワン・ミロのことをやっていた。見ていて懐かしく重い、押入れの奥の奥にしまいこんであった美術全集を引っ張り出した。重くほこりをかぶった全25巻の表紙それぞれには油絵の具の跡が残り、引越しのたび捨てようかと思っても…

“おいしい村”はどこを目指す?

“おいしい村”について、まず1回目の整理。“おいしい村”という題名はもともと、2002年のイタリアで出会った言葉“IL BUON PAESE”の(僕の)誤訳だ。この言葉は、googleの自動翻訳(イタリア語→英語)であたると“THE GOOD COUNTRY”となるのだから、日本語…

新潟のとある山里

にあるNPO、かみえちご山里ファン倶楽部の帰り、海沿いの魚屋さんでアンコウを買ってしまった。 実はこの前日、NPOでアンコウ鍋を振舞われていて、味噌仕立ての野菜盛りだくさんの、土地ならではのゼイタクさに感動した割に、いつもの習いでボクは酒を飲…

僕は大学1年の夏、

長野県美麻村の廃校再生を手伝った思い出がある。吉田比登志さんとは長い付き合い。でもいまどうしているかなぁ、こんど連絡とって見ようかなぁ……。1979年、長野県美麻村に、廃校を活用して美麻文化センター遊学舎を設立した吉田さん。1999年に焼失。その後…

日本全国おいしい村

NPO法人きらり水源村は、僕が何気なく「おいしい村」で検索したら出てきた廃校利用の取り組みだ。いつかいってみたい。菊池市は水の子の吉田論がいるところでもあるなぁ。061002記廃校リニューアル50選。文科省系のHPから。いいところあるかもなぁ。でも肝…

ニッポンの歩き方

おいしい村 野道歩き 畑たんぼ 散歩 …多分「癒し」と言われる世界に含まれるんだろう。すごく平準的に捉えれば、旅、うまい飯、温泉、人との出会い、田舎暮らし 、とかが連想される。シゴトで各地の農家とつき合い、その暮らしや風景を眺め続けて15年。ま…